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弁護士雑感 – ページ 3 – 弁護士鶴間洋平の「新時代のプロフェッションを目指して」
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弁護士業界で人を育てる2つのもの+α

組織と市場 - 人を育てる2つのもの – Chikirinの日記 for DU

超有名ブロガーちきりん氏のエントリです。
私が読んだのは2年ほど前と思いますが、読んだその瞬間に衝撃を受けました。

弁護士業界でも、ずっと、ちきりん氏のいうように、組織と市場の二つが人材を育ててきたのでしょう。小さい法律事務所であっても、経験を伝えていく機能があれば、ちきりん氏のいう「組織」と考えていいでしょう。ただし、ずいぶん昔は、ちきりん氏のいう「ボトム2割」の弁護士でも仕事を続けてこられたのだと思います(それはそれで問題だったかもしれません)。

しかし、現在、「組織」によって育成される機会を失った層が、弁護士業界で急激に増加しています。
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若手弁護士の登録番号と修習期の早見表(H25.4版)

※ 66期に対応した早見表をこちらにアップしています(H26.4.21追記)

好評だった若手弁護士の登録番号と修習期の早見表に、65期を追加しました。
スマホで見やすくしてみました(つもり)。
以下の点に注意して使って下さい。

  1. 一度弁護士登録しても、留学・出産・病気などにより一度弁護士登録を抹消して、その後再登録した場合等、新たに登録番号が付く場合がありますので、そういう弁護士は下記の早見表とは修習期がずれて、実際には経験豊富だった、ということがありえます。
  2. 学者先生が弁護士登録した場合や、裁判官・検察官が退官後に弁護士登録したような場合には、下記早見表は意味がないでしょう。

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樋口一夫先生との12年(一弁会報追悼特集記事への寄稿)

元ボスの樋口が亡くなって、2ヶ月半が経過しました。一弁会報の特集記事向けに書いた追悼文が、一部で好評のようでしたので、サイトにも転載します。校正前のデータですので、てにおは等、一部会報記事と異なっているところがあるかもしれませんが、ご容赦下さい。

樋口一夫先生との12年

私が樋口一夫先生の下でイソ弁になったのは平成12年10月のことで、それから12年あまりが経ちました。12年前の新入会員歓迎会では、先輩の先生方から「樋口先生は優秀な先生だからよく勉強させてもらいなさい」という言葉と「大変な事務所に入ったね」という言葉の両方をかけられました。

その後8年ほどはイソ弁、その後1年はノキ弁、その後はパートナーとして一緒に過ごしてきましたが、整理整頓が全くできず机の上は50センチを超える書類の山でキーボードを置くスペースすら満足にありませんでしたし、出される指示も大雑把で適当だったりするので、最初は何がどう優秀なのかよくわかりませんでした。しかし、会務の面だけでなく弁護士業務の面でも先輩弁護士から非常に信頼されていましたから、何か秘密があるのだろうとは思いました。 “樋口一夫先生との12年(一弁会報追悼特集記事への寄稿)” の続きを読む

大・中規模法律事務所所属弁護士の登録番号平均ランキング(H24.11.21版)

さて、先日書いた若手弁護士の登録番号と修習期の早見表はずいぶん多くの方にご覧頂きましたが、数日前に「それなりの規模の法律事務所に所属している弁護士の登録番号の平均をとってみると、何かわかるかな」と気になり始めました。 “大・中規模法律事務所所属弁護士の登録番号平均ランキング(H24.11.21版)” の続きを読む

【書評】小沢一郎vs.特捜検察、20年戦争


先日のエントリで紹介しました法制審議会で新時代の刑事司法制度特別部会の幹事をされている神洋明先生が、会食の席で「すごい面白かった」と話をされていた本を、ようやく読みました。 文句なく面白い本です。私は別に多読でもないし、書評なんて得意でもないですが、すごく面白かったので感じたことを以下に数点。そうそう、中身は「小沢一郎vs特捜検察」という書名のとおりですので、特に説明は要りませんね。 “【書評】小沢一郎vs.特捜検察、20年戦争” の続きを読む