技術の進歩に伴って、クラウドにファイルを保存するサービスや、複数のPC・モバイル端末間でデータの同期を行うサービスが発展してきました。これらのサービスは業務の効率を飛躍的に向上させますので、厳しい競争を勝ち抜くためには積極的に活用すべきです。しかし、我々弁護士は機密性の非常に高い情報を扱いますので、これらのサービスの利用には神経を使う必要があります。
ちなみにどうも某団体は、弁護士にこういう先端のサービスの利用が許されるかどうかについて、利用規約に機密保持の定めがあるかどうかを重視しているように思えなくもないですが(組織防衛的な考え方?)、現にクライアントその他の関係者に迷惑をかけないという観点からは、利用規約の内容よりも仕組み上どれだけ安全かの方に関心が向きます。 “弁護士業務の守秘義務に耐える(?)クラウドサービス” の続きを読む