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佐賀からの帰り – 弁護士鶴間洋平の「新時代のプロフェッションを目指して」
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佐賀からの帰り

現在朝6時前、佐賀空港に向かうバスの中。今週は日弁連の人権擁護大会が佐賀で開かれている。私は昨日の夜に佐賀入りし、これから東京に帰るところで、実質滞在時間は夜間の約11時間。例年は大会に参加しているが、今年は多忙につき大会自体には参加できない。
それでは一体何をしに来たのかというと、一弁は大会前日に「前夜懇親会」なる宴会を開催するので、それに参加してきた。

この「前夜懇親会」では、一弁の次年度の理事者候補予定者が挨拶をし、会員と親睦を深めるなどする。
こういうところに支持者が沢山参加してくれる人は衆望を担っているということになり、発言の重みが違ってきたりする。数名の先生が会長の座を争っているような場合には、もっと単純な示威行動の意味を持ったりもするが、今年は特にそういう事情はない。
今年私が幹事長をしている若手団体である新進会も、会への影響力を確保するために、毎年幹事長以下何人かの若手が参加している。

アホか、とか、金と時間の無駄とかいうもっともな意見も当然あるが、現実がそうなので、当面は仕方がない。この難局に若手と会の繋がりをバッサリ切ってしまうわけにはいかない。

この業界に限ったことではないと思うが、いわゆるベテランや長老世代も、話がわからない人ばかりというわけではない。若手とベテラン・長老が忌憚なく話ができるようなパイプを可能な限り多く作らなければ、弁護士会が持つべき問題意識が現実とズレてしまうだろうし、何より時代の変化のスピードに対応できない。
相性の問題があるので、意思疎通のための一つの大きな仕組みを作ればいいというものではない。手を抜かずに、細いパイプをあっちとこっちに沢山結びつけていかなければならない。

(facebookの記事を翻案)